【確定】転職面接の流れと注意点

退職、転職

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はじめに

転職における面接の基本的な流れを、実体験に基づいて解説します。

9割の面接はこの流れです。 

私の実体験として転職も含め、複数社の面接を受けてきましたが、ほぼほぼ同じ流れでした。

なぜかというのも、

採用側は、何十人何百人という応募者の面接をします。

 一回一回その応募者に合わせたオリジナリティ溢れる質問 、独自性のある展開なんて用意出来ません。

 膨大な応募者から求める人材を正確に選ぶためにも、面接の内容はどんどん無駄な質問 が削ぎ落とされていっており、結果的に、

どの会社のどの採用担当者の面接も大体同じ流れに、落ち着いてしまうというのが実際のところです。

その鉄板とも言われる 転職での面接の流れを知ってるか知らないかで面接本番での安心感はまったく違ってきます。

この記事を読むことで、面接に対する準備が出来ればと思います。

結論

1️⃣入室&自己紹介

2️⃣現在の仕事内容 職務経歴を確認

3️⃣志望動機 転職理由に関する質問

4️⃣逆質問

以上の流れです。それでは、それぞれのポイントを確認していきましょう。

 

入室と自己紹介

転職面接の最初のステップは「入室と自己紹介」です。

面接官に最初に与える印象は非常に重要です。

入室時には元気な挨拶を心がけ、簡潔かつはっきりとした口調で自己紹介を行います。これによって、相手に自信と親しみを感じさせることができます。

入室後、まず挨拶をし、面接官に促されてから椅子に着席するようにしましょう。

その後着席したら雑談なんかを挟む面接官もいたりしますが、

まず最初に「では自己紹介を簡潔に」と指示が出るかと思いますので簡単に自己紹介をしましょう。 

この自己紹介で大事なことは1分くらいでとにかく簡潔に答えることです。

面接といえども 、本質的には会話なので、一方的にだらだら話すことは嫌がられます。

 特に冒頭の自己紹介で、しかも簡潔に、と注釈を入れられているにも関わらず長々と話すのは自らコミュ力がないと暴露しているようなものです。

 

例「〇〇と申します。本日 はお時間頂きましてありがとうございます。 私は現在〇〇という会社に勤務しています。そこで〇〇部に所属しておりまして、 〇〇という業務を主に担当しております。日々〇〇などの業務をしていますので 〇〇ということを得意としております。本日はよろしくお願いします。」

このくらいさっぱりした内容で良いです。

採用側として、もし気になるポイントがあればこの先で絶対質問してくれます。

 冒頭の自己紹介は情報を詰め込むよりとにかく簡潔さを重視するようにしてください 。

 

話し方の方が大事だったりします。。。

 

 

志望動機と転職理由

転職面接において、志望動機と転職理由は極めて重要です。志望動機には自らの魅力を巧みに表現し、個性を際立たせることが求められます。これは、オリジナルで感動的なエピソードを交え、なぜその企業に惹かれるのかを明確に説明することです。言葉を大切にし、相手に自分の情熱と誠実さを伝えることで、印象を深めることができます。

 

転職理由のポイント

ネガティブな要素を避けつつ、前職と志望企業の一貫性を重視することが肝要です。前職の経験をポジティブな成長経験に変換し、それがなぜ新しい職場で生かされるのかをアピールします。強い意欲を示し、前向きな姿勢を強調することで、採用担当者に自信と安心感を与えることが期待されます。

これらのアプローチを通じて、志望動機と転職理由を的確に伝えることが成功への近道です。相手に自分の独自性や前向きな姿勢を伝えることで、自身の適性と企業との適合度を強調し、積極的な印象を残すことが大切です。

現在の仕事内容、職務経歴については、どんなサラリーマン人生を歩んできたか、みたいな話には、面接官は、ぶっちゃけ興味がありません。

それよりもこれからの企業で活躍できるかだけを気にしてます。

なので自分の今まで担当してきた仕事をすべて網羅的に話す必要はありません 。

というか

そんなものは面接官も興味がないのでただの自己満になってしまいます。

やるべきなのはその志望企業の求める人物像 、募集の背景に合わせて刺さりそうな業務経験を、特に強調して伝えることです 。

今までの仕事をすべて羅列するのではなくて相手に刺さりそうなポイントを ピックアップして、その業務経験を深掘りして伝えます。どんな実績をあげたのか その実績のために自分なりのどんな工夫をしたのかを伝えましょう。かっこつけなくても良いです。

転職理由の注意点

転職理由の質問は、なぜ前の会社を辞めようと思ったのかというような質問です 。転職理由での大前提としては前の会社の愚痴じみたことは絶対言わないということです。 面接官も本音を引き出したいので愚痴とかネガティブなことを言わせる方向に誘導してきたりすることもあるんですけども、それに乗っかってしまって愚痴みたいなことを言っても誰も得しません。むしろ応募者としては内定が遠のくだけです。

なのでネガティブなことは絶対口に出さずに、

自分はこれからこういう仕事がしたい 、こういう時間で生きていきたいと思っています、そう考えた時に前の会社も、もちろん素晴らしいのですが、 御社がより自分の価値観に合っていると思いました。

と、そのように伝えてください。ここで大事なのは、前の会社と志望企業のどっちが良い悪いみたいな基準で話をせずに、終始自分に合っているかどうかという基準で話すことです。

転職理由というのは志望動機とも深く関連する内容になっているので 、志望動機の内容と食い違いが無いかをしっかり確認してください 。

志望動機と転職理由の一貫性がないと急に信憑性がなくなってしまいます。

 

志望動機のポイント

職務経歴では、応募者が活躍できるか スキルやスペックという部分が見られていましたが、この志望動機に関する質問では

応募者がその会社に定着するか、 長く働き続けるつもりがあるかというポイントを見られていると意識してください 。

なので、「私はこの会社で長く働き続けるつもりがあります」と意思表明しないといけません。

これは、自分らしいオリジナルのエピソードを語ることが 最も効果的です。

 具体的に言えば私は学生時代御社の商品やサービスにお世話になっていて、これこれこういう エピソードがあってみたいなのがいいです。

 逆に、御社は 売上が拡大してるからとか、御社の技術力がこれからの時代を捉えているから、 みたいな誰でも語れるような志望理由は、多くの人がやってしまいがちで、あなたの熱量が伝わらず採用側には刺さりにくいです。

面接では、長く働き続ける つもりですという熱量をぶつける、この点を強く意識しましょう。

未経験の業界に転職する時には、そもそもなんでその業界に移ろうと思ったかという話を前段として語りましょう。 

こういう理由でこの業界に転職したいと思ったと伝え、その業界に入る理由について、まず面接官に納得してもらって、そこをクリアしてから次に その業界のなかでもとりわけ御社に入社したいと思ったというような志望 理由を伝えた方が、 業界から企業単体という順番を意識 した方が面接官は頭が整理しやすくなり、よく伝わるかと思います 。

熱量を持って語り、オリジナリティを出す志望動機
ネガティブな要素を避けつつ、強い意欲を伝える転職理由

逆質問について

面接の最後にある 「逆にあなたから何か質問ありますか」っていう質問です。

 この逆質問に対して、「特にありません」と返して終わってしまうのは、もったいないです 。

志望企業にかける熱い思い、熱量という部分でマイナスポイントになってしまいます 。

私が逆質問で最もオススメしたいのは面接官の発言を活用するというものです 。

これは面接慣れしてないとちょっと難しいやや上級テクニックです。

例えば面接官が当日の会話の流れで自分の部署が法人営業部だと言ってたとしたら 、

その言葉を使い、「先程、〇〇さんは法人営業部の課長されているとおっしゃって ましたが私も法人営業に興味がありまして 法人営業部ではどんな方が活躍されてますか」 みたいな質問です。

 このタイプの逆質問のいいところは、会社への強い関心もアピール出来て、かつ、その面接官っていう一人の人間に対しての関心もアピールできるという点です。

やはり質問される側として、自分自身に興味を持ってもらえたらそれは悪い気はしません。 質問内容も自分に深く関わる話なので 非常に答えやすいです。

正直、興味はあっても、無くても構いません。

面接官に気持ちよく話してもらうことこそが意外に大事だったりします。

 ただこの相手の言葉を活用するっていう作戦だとぶっつけ本番に近いので結構難しいです。 なので予備として持っておく質問で良いかと思います。

他に、お勧めなのは

競合他社と比較して褒める、というような質問です。

「御社は競合の 〇〇社と比べてこういう製品、サービス、戦略等で 差別化していると思ってるんですけども合ってますでしょうか ?もし他にもっと大きな差別化のポイントはあればぜひ教えてください 。」みたいな質問です。

 この逆質問のいいところは、志望企業の情報だけじゃなくて競合他社のこと、その競合他社を含めたポジショニングも含めて研究しているというアピールが出来るところです 。

しかも特定の競合他社と比べた優位性は、公式 web サイトとかにも詳細に書かれてなかったりする情報なので 面接官にもその程度の情報はググってこいよとかそんなことが思われないメリットも あります 。

逆質問は面接官の言葉をうまいことを使うか競合他社と比べて褒めるといういずれかの 切り口を使うと面接の最後にいい感じの盛り上がりを演出できるかと思います。

相手の言葉を活用する質問テクニック
競合他社比較を通じて志望企業への強い関心をアピール

 

 

おわりに

本ブログで解説した面接の流れと注意点を押さえ、転職面接に安心感を持ちながら臨むことができれば幸いです。

予想外の質問などにも対応できる余裕に繋がるかと思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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